こんにちは
本日もブログ更新して参ります
本日は毛先のダメージが強い方への縮毛矯正です。
ダメージが強い方は安全第一で毛先はトリートメントで施術する事もあります。今回はその一例と注意点をブログして参ります。
ビフォーです
こちらのお客様はかなり表面の髪が明るくダメージが感じられる状態でした
癖っ毛の強さは普通くらいですが髪密度がしっかりしてて割と根本は健康毛ですが表面毛先がダメージ気味なのと日頃のコテとアイロンのダメージ、レイヤー(段差をつけた切り方)が高めで軽い感じとすきバサミ過多の削ぎのパサつきが見られました。
気になる点は
・毛先がカラーやアイロンのダメージ大
・すきバサミでのパサつき
見落としがちな注意点が
ブリーチやパーマのダメージよりも
熱でのダメージの方が厄介ですし縮毛矯正が無理なケースも多い。
コテやアイロンのダメージを舐めたらダメです!
ある意味ブリーチよりも縮毛矯正をかける点に関しては熱ダメージは1番厄介かもしれません。
何故か?
髪はタンパク質で出来てますので一度高温の熱を受けると髪のタンパク質が焼けてきて見た目はわからない(わかり辛い)ですが髪の内部的には焦げたり溶けたりしてます!
よくお肉や卵での例えが使われますが
熱ダメージを受け続けると美味しいお肉が黒コゲの炭みたいになるのと同じ現象が髪内部で起こってます
卵が生卵からゆで卵になる現象も同じです、髪がゴワゴワ硬くなります。
このお肉や卵がコゲたりゆで卵になったのを元に戻してと言われても難しいと思います。(僕は無理と感じます)
この現象と同じ事が髪内部でも起こってます
髪は限界くらいの熱ダメージにならないと見た目がわからないのが厄介なところ、手触りが悪くなるかもですがお客様サイドが見抜くのは難しいですよね💦
この熱で焼けた髪は縮毛矯正と相性が悪いです
1液が過剰反応してチリチリになりやすいので注意!
本当は髪型がレイヤー(段差)入ってる髪型なので毛先まで縮毛矯正してピタっと収めたい、のですが
毛先のダメージがテロテロ気味なダメージ、、、少し危険な匂いがしましたので
今回は根本縮毛矯正、毛先は栄養補給と手触りが良くなるトリートメントで施術させて頂きました。
ハンドドライのみのアフターです
根本はピカピカ✨毛先は手触り良いですが毛先は縮毛矯正してないのでこれくらいです。
本当はもっと収めて行きたかったですが濡れた時にテロテロだったので安全にトリートメントで保護!無理してビビるのが1番危ない!これから育てていきましょう。
日頃のアイロンやコテ、クルクルドライヤー等の熱の使用頻度が高い方は縮毛矯正の1液が過剰反応して縮毛矯正が難しい(出来ない)ケースもありますのでご注意下さいませ。
対策としては温度を低め、150℃以下で引っ張らないで使う事です
引っ張っての高熱は過剰に傷みますので意識してアイロンしてみたら結構変わりますので良ければ是非。
仕上がりとしては根本〜中間はピカピカ綺麗で毛先含めて手触りは別格に良くなったのでこれで日頃のお手入れがラクになってくれるはず✨アイロンは上手く使ってみてください☺️
熱で焼けてる髪は難しいのですがもっと上手く出来るよう精進してもっともっとお客様の髪を綺麗にしていきたいと思います。
今日はここまで
最後まで読んで頂きありがとうございます
また明日も書きますので良かったら覗いてくださいませ。
西田 周平